あっさり所感。多数。
ついにバスタが1位とか。
ゲーム自体のオモシロさもさることながら、「バスタを必死に遊んでいる」こと自体がオモシロくなってきた近頃。それってどうなのでしょう。面子次第では盛り上がりにムラのあるゲームとはいえ、身内で遊ぶ分には問題なし。とにかくオモシロ。しかし、ちょっとこれについて言及しすぎているように思うので、今回で殿堂入り。ということで次回からは消えます。
”「ドン(DON)」”
今回はフェドゥッティの教えに従い、3人プレイ。
3人、口頭での競り上げ、という組み合わせは一部では鬼門とされていますが、いやしかしこのゲームにおいてはイケてる組み合わせでした。
勝因は、少人数ほど手に入る区画カードが多くなるという状況。もちろん勝利ラインが高いものになるので枚数集めは必須。それはすなわち、中盤以降手に入れた区画によって起こる「競りのコール制限」が非常に厳しいものになるということ。カード収集の段階から気を遣わないと大変なことになります。
また上手くコールしないと場に存在するお金がすぐに一人に集中してパワーバランスが狂ってしまう厳しさ。カード制限、お金の行き先による「言いたい、でも言えない」のジレンマが炸裂。特にお金の行く先次第では、無理して多く支払ってでもあっちに流れた方がいいんだ、みたいな場面も。
競り値をガンガン気軽に上げる自由競りらしい楽しさは減りますが、コールに際してのジレンマが凶悪で実にオモシロ。多人数ワーワーなドンもいいですが、3人でキツキツドンもいいですね。これは全く大変貌。ぜひ一度お試しください。
”「コロレット・アマゾン(Coloretto Amazonas)」”
あれから3人と4人でも遊んでみました。
やっぱり前のコロレットよりも表層で軽いので遊びやすいです。列がドンドン成立する撃ち合いな2人、中間に位置する3人、撃ち合いが分散して全体のカード流通量を気にしながら遊ぶ4人。個人的には4人が一番オモシロ。サッパリした後味が良く、また遊んでみようかなという気になります。
自分の次手番まで間に3人挟むので、仕掛けたコレクション完成リーチが持ちこたえれるかとかいうドキドキがあります。大抵、この手のゲームだと、妨害対象となる相手の一手番前の人が的確にその完成を邪魔する「仕事」をしますが、アマゾンでは手札が少なくカードが18種類もあるので、一人ではどうにもできないことが多いのです。3人がかりの包囲網を堪えるドキドキはナカナカのもの。3人がかりで、といっても概してカードがなく邪魔ができなかったり、自分大切主義に則り妨害がないがしろになることが多いのですけどね。たとえ偽りであっても、ドキドキを楽しむことができる、には違いないのですよ。
民間にもゲーマーにもアタリが優しい感じが、とても好印象なゲームですね、これ。