ゼンドー開眼の話。

前回プレイ時はオモシロさはわかるものの、全く何も見えず、何がこの人たちをこれほどにゼンドーへと駆り立てるのかという印象。これはオモシロ云々を話する以前に、私とは相性が悪いのだと思っていました。
が、今回突然開眼。見えました。なるほど、たしかにこれは楽しめます。真理を探るべくアタマはフル回転ですが、一見するとダラダラと時間が過ぎているような感じがいいですねえ。設問設定早解き型ですが、瞬発力を要さないので差し迫る焦りがない。ソロプレイのゲームに全員でよってたかって試行錯誤を繰り返すような、珍しいタイプの楽しさです。
ドカンとくるオモシロはないですが、ジワリと浸透してきます。末永く遊べそうな感じ。
ということで、ちょっくら買ってきます(今さら)。

jinni昔話。

jinniを譲り受けました。全く以ってありがたい話。
感無量。嬉しさのあまり、受け取りの際傍にいたゼンドーS師にブワっとあれこれを捲くし立ててしまいました。失礼。
そして、この僥倖を空に感謝。実に良い一日です。


ということでちこっとjinniの昔話。
このjinniは、10年くらい前に私が始めて買ったトリックテイクなカドゲです。トランプ(しかも大富豪くらい)しか知らなかった当時、トリックテイクという概念など知るはずもなく、街のおもちゃ屋で売られていたコレを本当に何気に手に取り、「ジャケ買い」したのでした。
ルールを読んでもよくわからないし、小難しい制限が多くて「なんだこれ」なんて思いながら、でも折角買ったからと手探りで遊んでみたらすごくオモシロ。その後は人が集まった時には「ちょっとjinniでも」ってな感じで延々遊んでいたものです。
さきほど改めてルールを読んでみましたが、そこにはなんてこともない平凡なトリックテイクのルールが、しかもかなり噛み砕いた書き方で説明されていました。・・・・思えば遠くへ来たもんだ、な心境です。
その後、私のjinniは友人に貸与され、その友人とは疎遠となってしまったので、結果的に失われてしまいました。
思えば、私の「トリックテイク好き」はこの時の記憶に端を発しています。なにせオモシロ、目からウロコの楽しさでしたからねえ。言ってしまえばルーツみたいなものですから、そりゃもう必死に探したくもなります。再び手に入れることができて、本当に良かったです。
ちなみに。「jinni」のゲーム内容ですが、切り札なしのマストフォロー、獲得したトリックの中に含まれる特定のカードが失点になる、一言でいうと「ハーツ」の亜種です。
でも、当時。私にとって「jinni」は、とてもオモシロで斬新なカードゲーム「jinni」だったのです。