”「ドン(DON)」”

今回はフェドゥッティの教えに従い、3人プレイ。
3人、口頭での競り上げ、という組み合わせは一部では鬼門とされていますが、いやしかしこのゲームにおいてはイケてる組み合わせでした。
勝因は、少人数ほど手に入る区画カードが多くなるという状況。もちろん勝利ラインが高いものになるので枚数集めは必須。それはすなわち、中盤以降手に入れた区画によって起こる「競りのコール制限」が非常に厳しいものになるということ。カード収集の段階から気を遣わないと大変なことになります。
また上手くコールしないと場に存在するお金がすぐに一人に集中してパワーバランスが狂ってしまう厳しさ。カード制限、お金の行き先による「言いたい、でも言えない」のジレンマが炸裂。特にお金の行く先次第では、無理して多く支払ってでもあっちに流れた方がいいんだ、みたいな場面も。
競り値をガンガン気軽に上げる自由競りらしい楽しさは減りますが、コールに際してのジレンマが凶悪で実にオモシロ。多人数ワーワーなドンもいいですが、3人でキツキツドンもいいですね。これは全く大変貌。ぜひ一度お試しください。