走りすぎて息も絶え絶えなバカゲー。

”「チキンパン(Huhner pfanne)」”

HABAゲー。すなわち子供ゲー。
今まで「これは家では遊べんなあ」と半封印気味だったんですが、今回参加者の皆さんから度重なる質問を受けた為、お披露目。一番簡単なルール(色々ある)でフルに遊んでみました。勢いって恐ろしい。
でも遊んでみたら、「やっぱりオモシロじゃないか」。
但し、要勢い。
内容説明に先立ってそういう結論。


さて。


なぜそんなに注目されるか、質問を浴びるか、なんですが。
まず最初に「箱」をご覧いただきましょう。



なにか出てる!



箱からヒョロリと伸びている「持ち手」。なんだろう、何が入ってるんだろうと。
箱絵を見たら、内容が軽くバレますけどね。
まあいいです。




何をするゲームかというと。
魚釣りならぬ、チキン釣りゲー。でも変わっているのが、その周辺。
折角なので順を追って説明します。
まずは釣り風景から。





つ、釣ってる!



こんな風にフライパン型のボード(?)に入った、沢山のこんがり焼けたチキン。これを何故か、付属の釣竿で釣ります。なぜ釣るのか、釣らねばならないのか、私には理解不能。でもいいんです。オモシロいから。
チキンの先には金具、それを釣る。でもただ釣るんじゃオモシロくない。だからと用意されているのがこれ。



め、目玉焼き!



目玉焼き型の眼帯です。
これを付けて、距離感をあやふやにした上で釣る。途端に難易度があがります。釣竿である意義も途端に増えます。
糸長い→フラフラする→釣れない。
スバラシイ。



でも時間をかければ、誰だっていつかは釣れます。そんな時間制限のために用意されたのがこれ。


だ、ダイス!


いわゆる特殊ダイス。
これを手番外の人(すなわち釣ってない人)が延々と交代で振り続けると。チキンの目が出たら手番交代です。眼帯を付けてる途中だろうが何してようが交代。とにかく手番外の人は延々と振る。ダイスのチキンに色がついてるのは他のルール用です。気になさらず。
あと、ダイスにある「円を描くような矢印」はさらなる特殊目。これが出たら、手番外の人は全員テーブルを一周します。ぐるりと。回りきるまで、ダイスは振れません。だから急がないとならんわけですよ。
ちなみに、その間もずっと、手番の人は必死にチキンを釣ってます。目玉焼き型の眼帯付けて。
考えてみればかなりヘンな絵ですねえ。とても画像はアップできませんが。



そういう感じです。もうご理解いただけましたかね。
勢いさえあればとても楽しいゲームです。ダイス振りまくるのも楽しい、走るのも楽しい、眼帯付けるのも楽しい、釣るのも楽しい。童心に童心に帰ってバタバタできます。ちょっと近所迷惑ですが。
もうとにかくグダグダのヘロヘロでオモシロ。バカゲーってのはこうでないと。