”「ボーナンザ(Bohnanza)」”

作者uweの名を世界のボドゲーマーに知らしめた不朽の名作。わりかしオモシロ。
もうね、とにかく各所で言及され、いやむしろ言及されつくしたのではないのかというくらいに普及しまくってます。
だもんで、私がことさらに言うことも無い気がするんですが少しだけ。
豆を植えてお金を稼ぐ、手札の位置を変えてはいけない交渉ゲーム。
・・・・もう語りつくしてしまった・・・・。
それはともかく。
手札の順番を変えてはならないというのが最大のキモ。なのに手番には強制で豆を植えさせられるやら、豆を植える畑は広くないやらで、手元で邪魔になりまくる豆、豆、豆。これらをどう処理するかっていうと、交渉。他人も概して似たような状況なので、よくある交渉ゲーとかと比較すると「建設的な取引が多くなる」というのが特徴。
ただまあ、最終的には他人よりも少しは上回ってないと勝てないので、小さな差をごまかしながら交渉しまくって、地味に稼いでいく感じの小銭稼ぎゲーです。って、こういうとちょっとアレですね。じゃあ、働き者のありさんゲーです。お、いい感じ。


ただ、あまりにも名作かつ定番ということもあって、逆に遊ばれる機会がなかったりする不遇ぶりが少し泣かせるゲームですね。遊ぶとわりかしオモシロなのになぜか遊ばれない。きっと、カドゲという形態に対してのプレイ時間と、交渉というジャンル、そしてそこはかとなく漂う地味な雰囲気が原因ではないかと推測する次第です。
今でも定期的に拡張が発売されてることを考えると世界的には需要(&人気)があるようですが、実際のところどうなんでしょうかねえ。
個人的には基本セットを4人くらいで遊ぶのが好きですよ。