"「アルハンブラ(Alhambra)」"

未プレイの方のリクエストにより起動。
やはりお金の補充時、5価値以下であれば複数カードを一緒くたに補充できる救済案が小便利で、お金の巡りを良くしてくれています。その分、「壁」による建築制限が少しモッサリした感じでテンポを落としてようにも思えますが、組み上げてカタチ作る楽しさもありますし、良し悪しといったところでしょうか。
「やりたいことがやれない、そして何もかもがままならない」感覚は相変わらずで、少しムムムとなりますが、それを「ピッタリ買い」で解消していくというのが基本姿勢ですね。でも購入は短時間の作業ですから、基本的にはウンウン言っていることがほとんどになります。
さて、その根幹となる、そして肝心の「補充する通貨の選択」についてはいつもながら悩まされますが、今回ふと「満遍なく補充さえすればそう問題はないのでは」という考えに辿り着きました。状況にもよりますが、タイルの出現とお金の出現がランダムであることと、建物タイルの数字構成を記憶していて全てをカウンティングしようとでもしない限りはそれで十分バランス良く戦えるはず。でもそれだと、展開による偏りを考慮できず、なにより悩むことが楽しかったりもするので、こんな危険思想は忘れるべきですね。
噛みあいが少なく、箱庭ソロプレイ気味なゲームだけあって、気楽に遊べるのはいいですが、この感覚を楽しむのであれば、個人的には「スティムトソー」に軍配をあげたいところ。垢抜けてないどころか、ちょっとダサくて、あげくバランスも微妙に悪い、と言えば良いところがなさそうでアレですが、アルハンブラよりプレイテンポが速くて遊びやすいので好きです。アレがカドゲ寄り、アルハンブラボドゲ寄りですし、なにより目指すところが異なるのであまり比較しても仕方ないのですけどね。まあ、遊べばどちらも楽しくてオモシロなのでその時の気分で選びます、という無難なまとめ。