「2号の話」をするフリして「販売店について」。

ということでアレですよアレ。2号っていうか、Vol.2の話。コードナンバー3465のアレです。
以下、「2号」と呼称。
ボロのカスと言ってはみたものの、良心の呵責があるような、ないような。まあ、あまり悪口にならないよう、出来る限り控えめに綴る方向で。大人ですから。



先に良い点をいくつかとあげてみようと思いましたが、取り立ててないので早速本題。
惰性で書き綴っていくとキリがないので、取り上げる内容を「一番気になったヤツ」だけに絞ることにしてみました。では、はじめ。



”「タイトル絡みの話」”
いやあ、これはですねえ、前前から言いたかったんですよ。2号に限らず。
既に販売店などで流通が始まっているゲームは、最低限「表記を統一するべき」ではないかと。混乱のもとです。業界を包括しうるメディアという立場にありながら、この身勝手さはどうかと。普及を謳っているとはとても思えないその所作にゲンナリ。ちょっと調べれば判ることですから、本当に意図的なものでしょうし。そんなに検索での優位性を保ちたいのでしょうか。
仮にリサーチ不足が原因だったと言い訳がされたら、それはそれでゲンナリなんですがね。それとも2号を買うくらいの人間はみんなフリークなんだから、「それくらいは読み取ってほしい」ということでしょうか。試されてる? いやいや。っていうか、初心者向けのはずではなかったのかと。率先して「惑わして」どうするのかと。
利益を追求しないといけないこともわかります。追求するなとはいいません。存続がかかってますし、生活もありますし。しかし、ここまでするなら素直に「カタログです」とか「店の宣伝です」とかハッキリ言ってしまえばいいんです。Q&Aにしてもプレイ風景にしても基本的に「当店扱いの商品」ですからね。そりゃそうです。ゲームなんて数多ありますし、全部を取り上げられるわけなんてありません。だったら何を軸に据えて紹介するかと検討すれば、もちろん辿り着くのは「自分とこのゲーム」ですよ。当然の帰結。しかし、カタログだとすればあの価格は高いでしょう。メビウスさんは無料配布ですからね。「宣伝」と言わない/言えないのはこの価格を良しとしたいからでしょうか。カタログではなく商品だから仕方ないと言わせるためでしょうか。
あんまりだと思うのは私だけではないはず。某提示版でネガティブな意見が飛び出すのは当たり前の話。



「タイトル」の問題は2号に限った話ではないです。
折角なので販売店について派生。言いたいこと言ってみます。
もうね、「こっちが本家だ」「いーや、うちが元祖だ」って争うのは終わりにしませんか。
そろそろ足並みを揃えるべきではないかと思うんです。
それぞれが地域密着型の商売をしていて、相手の存在を全く意識することなく成立しているってことならともかく、これだけネットが普及して距離の概念が希薄になっているのに、このありさまではいかんのではないかと。消費者からすれば、「近所の商店街にボドゲ売店が軒を連ねていて、それぞれが違う名前で同じモノ売ってる」というのと感覚的には変わらないわけですよ。
銘菓「白い恋人」が地域や店によって「ホワイトラバース」だったり「伝説の恋人・白井さん」だったり「白の誘惑」だったりと、名前が違っていろいろあったらどうですか、という話。手にとって見てみたら「なんだ、白い恋人じゃないか」とゲンナリさせられて、いい加減にしてよと思うのはいつも消費者側なんです。
ボドゲ売店が全国各地に5万軒あって相互に認知できないというわけではないんですから、そろそろタイトルくらいは取り決めて統一するようにしてはどうかと思う次第。正規の輸入代理店があるようなゲームまでいちいちタイトルが違ってたら、もう何を信じればよいのやら。何が正しくて、どれが基準なのか。謎。「異なるタイトルですが、それは汲み取ってちょうだいな、ゲームが欲しいのなら。調べたらわかるでしょ?」という姿勢はどうでしょうかね。
消費者からすれば、どの店が偉い/偉くないってのはないです。老舗だから、新興だからというのもないです。だから、別に「どの店のタイトルを優先したほうがいい」というのもないんです。ただ、わかりにくくて、ややこしいのがイヤなだけ。迷わずただ一つのゲームを指し示すタイトルが欲しいだけなんです。
名前が違うだけの新作が各店舗に「新製品入荷!」と並んでも嬉しくもなんともありません。むしろその見極めが負担でしかなく、あげく憂鬱になるばかり。

第一、「モノ」には普遍的な呼び名がないと、どうしても一過性になりがち。定着しづらくなります。名前を変える=自ら広がり&普及を疎外しているようなものです。
例えば「冷たい料理の熱い戦い」。異聞は少なからずありますが、ほぼこれで通じます。共通語。どんなに言いにくくても呼び名が一つであれば慣れますからね。最近のゲームの話をするより、昔のゲームの話をするほうが「より対象に辿り着きやすい」という変な事態ですよ、いまどきは。いずれは数ある呼び名も淘汰されていくのかもしれませんがね。だったら、「最初から統一してみてはどうか」というところに話は戻りますな、やっぱり。


今後を考えるほどに、「命名のシステム」の構築が急務ではないか、なんて。
他店に先駆けてタイトルつけて販売を始めたら、その旨他店に通達して統一するようにするとか。どうですかね。それがイヤなら本国で発売に関するアナウンスが出た段階で事前に会合を以って、全部タイトルを決めてしまうとかね。どこが先だって販売しようが、その表記を遵守しましょうというような取り決めをするという。
一番ありがたいのは、各ゲームメーカーが公式日本語タイトルをつけてくれればいいんですがね。そうなるのはさすがにまだ先の話でしょうし。



あー。
タイトル絡みの話、強制終了。
ちょっとグダグダすぎましたね。



とかなんとか。
結局最後は派生したまま終わってしまいましたが。
2号については、もっとグダグダいきたい気持ちをぐっと抑えてるわけですよ。本当に。
和訳もない「プレゼント」を初心者はどうするのか、とか、市場よりも高めの価格設定のブツがあるのは罠なのか、とか、ツッコミどころは山盛りなんですが。


まとめとかもういいです。終わり。