3位は「オリンピア2000(Olympia 2000)」

古代ローマのオリンピックで5種目の競技を争うカドゲ。
カードには選手とその能力が。種目ごとに「全体での順位」が表示。それを使って、毎ラウンド変わる種目に選手を出場させて得点することが目的。選手は使い切りでかつ、後になるほど種目が高得点になるので、使いどころが重要。ラウンドごとの敗者が今後の開催予定を決定するので、中途半端に勝ちを狙うよりも、時には敢えて負けることで展開を操作するのも大事。でもそれが重なると、弱い選手でもふと勝ててしまうあたり心理戦の様相でオモシロ。手札の補充方法にも一工夫あって、補充役の「神のごとき優越感」がイカス。
とにかく強いカードをいつ繰り出すかがキモ。しかし強いといっても、一種目に秀でているだけなので万能でもなく。だもんで、いかに活躍の機会を創るかも重要だったり。とはいえ、最後は心理戦。特に各種目上位5位くらいまでの攻防が激アツです。
サクサク遊べて一喜一憂もありでステキ。微妙にマイナーゲーですが、参加者が勢いづいている時には炸裂するオモシロがあります。スバラシイ。