撒き散らすように。

”「アリーナマキシムス(Arena Maximus)」”

あんまりゲー。・・・・で終わろうと思いましたが、ちょっとだけ。
古代戦車レース。でも登場するキャラは怪物だらけ。障害物まみれなコース上を駆け抜けながら殴りあうという内容。各戦車にはそれぞれ特徴があって、「軽装逃げ切りスピードタイプ」とか「重装戦鬼駆逐タイプ」とか。カードを使える寮や速度に違いがあります。で、走りながら突進したりブロックしたり殴ったりしつつ、自分以外の他戦車が全滅するか、先にゴールするかすれば勝ち。
これは題材からしてオモシロだろう、と期待していたんですけどねえ・・・・。ルールも大体知ってましたし、手札調整の仕方とか「へー」と思ってたわけですよ。
でもダメでした。なんというか展開がダル。かつ、単調。テンポ悪い。初回ということを加味してもちょっとこれはどうかと。あと、コースがやたらに長い。ワンヤワンヤと殴りあったりして、まだコース半分進んでいないときには結構ゲンナリしました。
手番の構造が段階的なので仕方ないのかもしれませんが、ここまでくると多彩というよりも冗長に近い感が。何度も遊んで慣れてくれば手早くなるかもしれませんが、そんな暇は私にはありません。大味なのは全然気になりませんが、ゲーム中手番の繰り返しがつらく思えてくるのは致命的です。
ビジュアル面の乏しさもそれに拍車をかけているように思います。盤面がかなりショボい。大きな動きが少ないゲームなだけに、見つめるボードがアレでは飽きてきます。
まさかまさかと思いましたが、痛恨の地雷(中)。厳しさ炸裂です。もう一度試せば違ってくるのかもしれませんが、すみません、今の私にはその気概がないもので。
私自身の成長に期待。燃える候補その2。