昨日の続きです。サッパリ多数。

”「ダイアモンド(Diamant)」”

これは良質な雰囲気を持つパーティゲー。あくまで雰囲気。
今まであったようでなかった内容に愕然。BSWにてお試し済みでしたが、実際に遊ぶとその印象はより強いです。よくぞこのゲーム内容で商品化しようと決断したものです(失言)。ニッチなSchmidt Spieleならでは。いや、ムーンとフェドゥッティならでは。呑みながら作っただけのことはあります(笑)。
全員で進み、道々で獲得した宝石を分配、いつ一抜けして確定させるか。それとも単独行を実施して一人でがっぽり行くか、みたいな。団体での行軍ですから、勝つためには「選択の差別化」を行わないといけない。いいですね、わかりやすくて。
多人数ほどにバースト終了の可能性が高くなるのは、ゲーマーだから。しかし多人数になるほど勢いがないとツライかも。多人数でも短時間。でも短時間過ぎるので、もう一回行くのか? しかし5ラウンドの手続きや序盤のグダーリからすると冗長な香りがしなくもない。なんてジレンマ。思うに、多人数対応なだけで、実際は4人ぐらいでじっくり座ってチキンレースするほうがオモシロなゲームなのかも。
過程での「握って開く」が楽しい。ちょっとしたことですが、全員でグッと手を突き出し、パッと見て、うわっと思うのがステキ。即座に抜けられた!と理解できてしまえる視覚的な情報整理の仕方がイイ。
要はめくりなので、瞬殺もあれば、無限に続くようなこともあり、必死に遊んでも仕方ない脱力感がウリでしょう。
これは、酒なんかを呑みながらダラダラ遊んでみたいですよ。かなり。