2月13日自宅ゲーム会、顛末その1。計3本。

”「レスポンド(Respond!)」”

カードとマシンを使用するちょっとテクニカルな「しりとり」ゲーム。
まずカードには「果物」「動物」「野菜」「昆虫」「国名」「服飾」「職業」などなど18のカテゴリーがイラスト入りで描かれています。進行は基本的に時計回り。手番には前の言葉を受けて、「しりとり」。ひとこと言うごとにカードを出せます。もちろんカテゴリーが一致しないと出せません。20秒以内にカテゴリーに沿った単語が思いつかず、カードを出せないとダメ。山札からカードを引かされて、あげく手番が移ってしまいます。あと、手番が無視される早い者勝ちイベントとかもありますが、とにかくしりとりしながら、より早くカードを出し切った人が勝ち。
このゲームの目玉はもちろん「時間制限20秒ボタン」です。一度押すとランプが点滅しはじめ、こっそりとカウントが始まります。5秒前にはカウント音が出て、20秒経つと「ファンファン」鳴ります。これが実に腹立たしい。で、このボタン、20秒のカウント中にもう一度ボタンを押すと、また最初からカウントを始めます。何度押しても「押すごとにカウントが0に戻る」のです。これは便利。操作もすごく簡単。20秒は長くもなく短くもない時間で、こういう時間制限のあるゲームなんかに最適。カードを出すごとにボタンを押すという行為は感触的にも実に楽しいです。他のリアルタイムゲーなんかでよくあるのは砂時計を使ったカウントですが、あれは見逃しによる時間経過も少なからずあって「ゲーム展開も見たい、でも砂時計からも目が離せない」なんて、そんなジレンマは要らん!と思うもののどうにもならずションボリと砂時計を見ていたわけですが。しかしこのボタンはタイムアウト5秒前からのカウント音による盛り上げや急かしもありますし、早くボタンを押してリセットしなければという気持ちに対しての訴求も強くとても焦ります。時間設定の変更ができないのはなんですが、それでも十分。待ち望んでいた機能です。
とにかくこのボタンのおかげもあって、案外オモシロしりとりです。カテゴリー縛りはふと単語を思いつけなくなったりして適度な難度。今回はゲームテンポをあげるためにちょっとだけローカルルールを設定しましたがそれを差し引いてもわりに遊べるゲームです。特にボタンが(以下略)。