"「お邪魔者(saboteur)」"

実は初プレイ。なんといいますか、多人数での関わり合いの楽しさを引き出すように突き詰めて作られていて好感が持てました。こういう局地的な姿勢は大好きです。ルールも直感的にわかりやすく簡単なので多人数に説明するときによくあるダレる感じにもなりにくいですし、手札が少ない=選択肢が少なくなっていることで手番のめぐりも早い、盤面を育ててその結果を争う内容なので全員の意識が集中して散漫なムードになりにくいなど、実に多人数仕様な心配りがかなり高評価。少なめ人数でも正体の隠蔽、偽誘導がシビアになる感じで機能するのかもしれないなあとは思いますが、どちらかといえば多人数向けでしょうねえ。推測。