また遊んでしまったアレ。

”「王への請願(Um Krone und Kragen)」”

ネクストはないとか言いながら話のタネにまた遊んでしまう。
3人戦。
まあさして印象変わらず。
そして某所での話を受け、思うところあっての二人戦。
しかも隣の人相手。


む!?
こ、これは!?


というほどに印象は変わりませんでしたが、
二人戦の方がイイですね。だいぶイイ。
ほとんどの上位カードが一枚しかないので奪うような展開。
これが功を奏した感あり。
ダイスゲーというと二人で遊ぶとあんまりアレなのが多い中で、
本作が戦略級ダイスゲーであることの真価を発揮したというか。
手番の巡りも、「特異ぶり」が回り回って平坦化するのもナカナカ。
待ちが長いことには変わりませんが、以下のような理由により緩和。
二人プレイに置いては特に「場のソレを取らない」という選択は、裏返すと「相手にあげる」という選択に他ならないという辛さがヒシヒシと感じられます。こうなってくると、先に未開のレベルに足を突っ込んだほうが選択肢が多い分有利なので、より上を目指す展開がバーストを誘い、キリキリとした緊迫感を盛り立てていく感じです。
相互の成長が似ないのもいいですね。それぞれが他人の手元を羨ましがるような。おかげで興味が湧きます。相手がカードを上手く使う局面があると、「あー、やっぱりそれ取ればよかった」と悔しがったりするのもいい。その後悔を回避するってえのは自分の選択如何なので、なにせ張り合いが出ます。二人で遊ぶと毎回ある「連続手番」が自分の意思をより反映してくれることもあって戦略性が高まっています。
特化されたダイスゲーという意味あいでは、こうなってくる方が好印象。アブストラクトやパズルなのだこれは!という気持ちで取り組むとまた違った味わい。だからこその2人プレイを当方では推奨。



つうことで、地雷ランク変更。
二人で遊んだ時の「遊べる感」を加味して・・・・・、
まあそれでも地雷(小)ってとこですか。
完全に払拭されることはなさげ。