7/18現在

さすがに前回更新から一ヶ月ともなると、そろそろ自分内「流行遅れ」というか、時代を感じてアレなので更新してみることに。こんなことでいいのか。
っていうかね、あまりゲームをしていないので「気乗りしなかった」というのが正直なところ。これ、理由になりませんかねえ。どうでしょうか。で、今回はこっそり版なのでスッキリといくことに決定。



1位は問答無用で「スキャン」。あれはもう私の中で特別なトリックテイク。jinniかコレか、くらいのポジションですよ。って、ちょっと言い過ぎましたかね。とはいえ、運と戦略のバランスが高い次元で成立したなんともミラクルなゲームとして高評価には違いなく。ラウンド進行2段構えの変則ぶりとトリックテイク正統なオモシロが共存した恐るべきカドゲ。イカス。
2位には「あたしら鶏だけ」。ああ、心理戦。考えるほどに泥沼。熱い火花散らす全てのキッカケがプレイヤーに委ねられた、あまりにも鮮烈なその内容に愕然。マイナーメーカー発ながらも定番たりえる潜在能力、汎用性の高さが見逃せない存在。これはイイ。一斉オープンものがお好きならマストバイ。
3位には久しぶりの「オリックス」クニツィアアブストラクトな面を存分に堪能できる脅威的なボドゲ。「作りの上手さ」という領域をもはや超えてしまった、「狡猾さ」の感じとれるシステムに畏怖。簡単ながらワビサビある奥深い攻防を楽しめます。
4位には「ミクロプル」フリーゲームとして公開されています。私はpley:gameでその存在を知りました。コチラ。フリーとは思えない、その完成度の高さに感激。ちょっとした工作が必要ですが、その価値は十二分にあります。すごくイケてるタイル配置系。ちょっとだけカルカソンヌメディナを思い出します。補充のシステムがオモシロ。
5位には「ポラリティ」。磁力で遊ぶスキルゲー。精神世界での戯れを感じさせるゲーム。ゼンドーとポラリティはそういう点で似通っていますね。だから、好きなのかも。プレイヤーを選ぶということを踏まえてこの位置。
6位には「U.F.O.s」。アランムーンのトリックテイク。これがいいんですよ、苦しくて。競りによって変化する、逃げと攻めの二面性。4色スートに横たわるように存在する第5のスート、メタモルフォス。カード捌きがとても楽しい良く出来たゲームです。遊ぶたびに「ハハーン」と思わされている私はちょっとアレなんですかねえ。
7位は「コンスピラシー」。誰の息がかかっているのかと、一時も油断できないスパイゲーム。成立が古いゆえのシンプルさ。繰り返しに耐えるであろうオモシロを高く評価してこの位置。ただ、全編通してビッドが続きモヤっとした感じなので、それが合わない人も少ないないはず。たぶん大丈夫だとは思うんですが、念のため。
8位は「ツタンカーメン」。今さらかも知れませんが。ということで詳しくは本日の所感をご参照ください。
9位は「キピット」。まったり系バランスゲーとしての地位を確立。時期的な部分もあって、こんなところまでランクインする始末。「積んでは壊す」という行為そのものの楽しさ。自分の中の子供心を呼び覚ましてくれるオモシロ。
10位は「マーゴマギーノ」。子供ゲーながら、大人向けバースト系スゴロクな感じで楽しめる良作。これは子供だけに遊ばせるのはあまりにもったいない。とかなんとか、どこかの宣伝みたいですな。また、クニツィアですよ。私もクニツィア好きですなあ。しみじみ。