Don't Spill the Beans

”「Don't Spill the Beans」”

アメリカーンなちょっとしたゲームシリーズ。
我が家では「豆載せるやつ」とか適当に呼び習わしています。本来のタイトルは字面そのままなら「豆をこぼすな」的な、慣用句的表現だと「秘密を漏らすなよ」みたいな意味らしいです。どうでもいい話ですが。
もうね、内容は見たまま。プランプランしてる顔(頭?)の上部が皿状になっていて、そこに豆載せろ、落とすなよ、っていうゲーム。詳しいルールなんて必要ないです。テキトーに遊べばそれでOK。本当に時間つぶし的なゲームですからして。
ともあれ、豆を「えーい」「とりゃー」とか無駄に気合入れながら載せていくのは、妙なオカシサというかバカバカしさがあって、結構オモシロだったりします。決して、淡々と遊ぶゲームではないです。なにせアメリカン。
プラプラした台は非常に曖昧な反応ぶりで、「これでもか」というくらい山盛り積みあがる強靭さがあるのかと思えば、「え、これだけなのに・・・」というほど数個で崩壊する脆弱な一面を見せたりも。
また、溜まった豆が崩壊して「ザラーリ」と下にこぼれる時の、あの微妙にショボくれたダイナミックスは独特。大きく驚きたいような、なんとなくゲンナリするような、自分が取るべきスタンスを一瞬迷わせる何かがあります。
ま、そんな感じの「バランス系」というにはあまりにアレなブツですが、思い出したようにふと遊んでみるとそれなりに楽しかったりしてイイです。ある意味、イケてますよ。