3位は「銅鍋屋(Kupferkessel Co. )」  

銅鍋屋」で魔法使いたちが胡散臭い魔法の材料を買い漁るカドゲ。
ぐーるぐると店の周りをウロつきながら、止まったところの列にある材料を一枚取ってはまたウロウロの繰り返し。カードには数字と、たまに特殊効果が表示。カードの数字は得点に、それと「次の手番に動かなければならない歩数」になるというのがキモ。次にそれを取りたい、だから今はこれを取る、などの計画性が重要なんですねえ。
しかも。取ったカードは全てが得点になるわけでもなく。材料には1〜4までの数字が描かれた同じカード4枚ずつありまして。取る枚数が少ないと得点にならないどころか、マイナスになる始末。逆に全部集めるとボーナスが付きます。だもんで、完全に相手と棲み分けして好き放題させると勝てませんから、邪魔も必要だということ。え、邪魔してマイナス取っても大丈夫?と不安になりますが、その他の各種ボーナスが上手いことなっているので、ほどほどにする分には問題ない仕組み。スバラシイ。
取ったカードはゲーム終了まで確認できないので、少しメモリーな部分も要求されつつ。微妙な曖昧さを生むので「ついうっかり」もあったりしてオモシロ。ルールだけ聞くとカツカツしてそうですが、わりにサクーっとダルに遊べます。さすが大賞ノミネート、「重く遊ぶこともできる」懐の広さだと勝手に解釈。
最近また流通するようになって、喜ばしい限り。イケてる2人ゲーなので、また無くなる前に買っておくのが吉。オモシロ。