カピトール(Capitol)

クロックタワー」の元となったボドゲ。カドゲもいいですが、やはり本作はより深く上質なジレンマ。攻防に付きまとう不安感が秀逸。建築の縛り、手番巡回の兼ね合いとカードプレイ、オークションへと温存する備蓄の悩ましさ。この苦しさはクセになるオモシロ。システム構造が隅々まで関連づいて機能していることが驚異的。ただ如何せん攻防が見た目地味なので大衆受けはしないでしょうねえ。コンポーネントも木製ブロックが山盛りでスバラシイだけに残念。