”「オーストラリア(Australia)」”

もういいと思ったので、言及するのもやめようかと思ったのですが、少しだけ。
結論だけ先に言うと、これ、私には合いません。以降、ちょっと感情的かもなので、注意。
今回は宣言どおり初級にトライ。あきらかに遊びやすくなりました。こうして試し比べると上級は制限や処理が煩雑になるので、結構アレですね。ま、それはともかく。
山札の選択性、多重決算による自由度、得点のやりとりといい、終盤に向かうほどにダル。本来、そこまで重いゲームではないのでしょうが、私は気が重かったです。連鎖決算を起こせるとたしかに嬉しいのですが、そこにいたるまでがもはや苦行にも似た、・・・・というと言いすぎですね。失言。ひどくドライな感じでアレ。
また得点が入りだすと、得点マーカーがボードの周りをグルグル駆け回る大仰さ。「ジャスト」と「オール」の決算方法をルール上で同時成立させるためには必要だったのでしょうが、激しい得点差にゲンナリさせられます。ゲーム終了時にはそこまで差がなく終わるということが分かっていても、やっぱりゲンナリ。意識改革が必要のようです。
また、決算に向かう立ち回り方(対人、対ゲーム)に決然とした切捨てが要求されると思うのですが、それを参加者全員に求めるのは酷。それを認識してしまった時点から、私はもうこのゲームがダメになりました。
グダグダ言いましたが、一言でいえば、これを遊ぶなら他を遊ぶ、ってことです。どんなゲームにも何かしらのオモシロを見出すことが好きな私ですが、これについては今の私にはとても無理。というくらいに拒絶反応。
中途半端にまとまって体裁が整っていると、良いも悪いも飛びぬけないのでオモシロくないのですよ。楽しくない。まして悪しきに目が付き、良き点にも代替ゲームを見出せるような内容であればなおさら。今や個人評価は「無難」というよりも「どっちつかず」。
ということで地雷(大)。私はおそらく極端な事例だとは思いますが、世間的にも地雷(小)くらいでは。いやもう世評なんてどうでもいいです。とにかく印象悪いし、もう出てくることはないでしょう。思い出しただけでも忌々しい。燃やすかも。