”「よく見て!(Augen auf!)」”

以前にニュルンベルクの新作の話をしたときにちょっと紹介しましたが。「よくきいて!」の姉妹編。作者も変わってますので、シリーズですね。英名が「Eyes Open!」なので、この和名ということで。
お題カードを1枚めくって、今居る部屋にそのグッズ(ボール、コンセント、鉛筆、テーブル、ぬいぐるみ、ズボンやら云々)がいくつあるかを素早く数えて、その数に対応する木製チップをいち早く取る!というゲーム。無いときには0、有りすぎる時には10個以上、みたいなチップもあるんですが。部屋がゲームボード代わりですよ、こりゃすごい!画期的ですぞ!と思って勢いで買ってみたものの。
正直に言いますと。ちょっとゲーム会で遊ぶには厳しいですね。そんな予感はしていましたが。
自宅向け。それもちょっと部屋が広めで物が多めの、ヨーロピアンな暮らしをしている人向け。できれば、周囲を確認せずに勘でチップを掴みにいったりしない非ゲーマー(民間人、もしくはお子様)向け。あと、ゲームを遊んでいる人間以外はいない環境が望ましいです。
っていうかね、「タトゥー」が部屋に何個あるかなんて公共の場で確認できませんよ。少なくともゲーム会では。参加者の誰かの知られざる過去が明らかになったらどうするんですか。「歯抜け」とかもそう。あー、あの人が歯抜けだから一個ね、なんて、下手したら殴りあいの喧嘩ですよ(言い過ぎ)。・・・・ちょっと極端な例を出しすぎました。反省。他はもっとおとなしいです。
ともかく。このゲームを楽しく遊ぶことができない、そんな私は敗北者なのでしょう。個人的に地雷(中)。皆さんにとってはこのゲームが地雷でないことを祈らんばかりです。
お子様の、モノの数を数える練習なんかに如何でしょうか(提案)。