”「さがしものは何?(Wo ist die Kokosnuss?)」”

印象派モリーゲー(?)。
10枚の手荷物カードがあります。そのうち1枚が猿に奪われてしまうと。で、その一枚はなんでしょうなというゲーム。
進行は子供向けだけあってとても簡単。ディーラーが10枚をシャッフル。そこから1枚をランダムに抜きます。で、一枚ずつ他のプレイヤーたちに見えるように勢いよくブワーと公開していきます。全てをめくり終わったら一気に回収して、さて何が足りませんでしたかと。あれが足りなかったなあというのを手元の一覧カードで確認して全員一斉公開。最初に抜いた一枚を表向けて答え合わせ。正解者の方には得点、という流れ。
かなりタフなゲームですよ、これは。
めくられていくあの短時間でたった一枚の「足りなかったもの」を認識しなければならないのです。この「足りなかった」というのが実に後ろ向きな思考で厳しい。取られたカード以外は一通り見ることができるとはいえ、いざ聞かれると何が足りないとは即答できないもので。当初私などは2,3個(!)くらい足りないように思えたものです。
ただこれが慣れると案外わかるようになっていくもので。こう、アタマの中に瞬間認識の回路が出来ていくような感覚。でも私は基本脳力がアレでボケボケなので、そう劇的に正解率が上がっていったわけでもないですけどね。
もっぱら私は印象プレイ。「たしかコレが出てきてなかったなあ」の世界。他の方々は9枚全てをあの一瞬で記憶していたのでしょうか。そういえば聞くの忘れてました。
とにかく集中するゲームなのでちょっと疲れますが、「覚えれるか!」「ムリ!」とかなんとか言いながらワーワーと楽しいゲーム。難易度調節も荷物カードの増減で簡単にできるのも良いところです。
それにしても「無くなったものがわからない」とはこの犯罪社会な昨今を生きていく中で(以下略)。