詳細に触れているゲーム自体が少ないのですが。それでも意義を見出していくのが、きっと私の仕事に違いないわけですよ。

「Australia」
Wolfgang KramerとMichael Kieslingといえば、昨年の年間ゲーム大賞ノミネートの「マハラジャ」コンビですよ。この時点でかなり期待大なのですよ。ちなみに今月にはリリースされる予定ということですから、販売店によっては早々に仕入れるところもあるかも・・・・ないかも。内容についてはスコーンとスルー。で、"ゲームの画像"と、"カードの画像"と、最後に、"外箱の画像"です。コンポーネント複葉機の駒がかなりイケてますね。あと、箱絵がいつになく派手な感じなので目を慣らす意味も含めて、良かったら一度ご覧ください。
「Die Insel (The Island)」
これには触れておかねばなりますまい。皆さんはknizia作の「King Arthur」をご記憶でしょうか。あのゲームに搭載されていた電子機器(話す)の技術を利用して新たに作られるゲームがこれです。開発してしまった技術を無駄にしないその姿勢は見習うべきものがありますね。機械が話すというゲームの性質上、言語依存が高く、まず日本には導入されないと思われますが、紹介してみました。ちなみに火山島を探検する、というゲームらしいです。
「King Arthur Kartenspiel (King Arthur Cardgame)」
前述したkniziaの「King Arthur」のカードゲームだと思われます。詳細は不明ですが、ボード版は評価微妙でもカード版になると意外にいいゲームになったりすることってありますよね。・・・それに期待。
「Expedition」
都合2度目のリメイクですね。1985年Ravensburger発の「Wildlife Adventure 」に始まり、テーマやら変更して1996年Queenから「Expedition」としてリメイク。で、今回に至ると。元をたどれば古いゲームですが、今遊んでも楽しいですからリメイク候補に挙がっても仕方ないと言えば仕方ないのかも。ちなみに”National Geographic”というメーカー内シリーズの一作品という位置づけらしいですよ。。"箱絵の画像"
「Knollen voor Citroenen」
アッティカ」「フェレータ」などのMarcel-Andre Casasola Merkleです。名前長いです。で、内容ですけどね。今流行の(?)ブラフ系カードゲームです。内容説明の前にまずは「ごきぶりポーカー」を思い浮かべてください。・・・・準備OKですか? では基本構造を簡単に説明します。6種類の野菜が描かれたカードが山のようにありまして、それをよくシャッフルして各プレイヤーに規定枚数配ります(配りきりではないです)。残りは山札。で、スタートプレイヤーが手札から野菜を一枚裏向けに出すわけですね、「ニンジン!」とか言って。もちろん裏向けですから何伏せて出してもいいです。で、時計回りに次のプレイヤーはここで選択をします。さきほど出された「ニンジン」がウソだと見抜いてブラフ!とばかりにチャレンジするか、もしくはトリックテイクよろしくマストフォローに従い、自分の手札からさらに「ニンジン」を出すわけですよ、裏向きに。もうお判りですね。で、「罰」はカードを引きとらされることです。で、紆余曲折あって、手札を無くして「アガリ」か、さもなくばゲーム終了までに手札をいかに減らすか、ってのが目的。・・・・これね、すごくオモシロですよ、おそらく。しかもここにアクションカードなる特殊カードが加わるわけですよ。「ごきぶりポーカー」ほどのテキトーさはないものの、適度に要求されるカウンティングや特殊カードの使いようが、アレにはなかった戦略性というか攻防を生み出していると思うわけです。トリックテイク・ミーツ・ブラフ、みたいな感じでたまりません。かなり期待してます、コレ。