近頃遊んだ−3
FXの昔のトリックテイク。といっても1995だから、そう昔でもないかも。カードが上下に2分割されていて、それぞれに数字もスートも違うものが描かれています。それを使ってマストフォローのトリックテイクを行い、ラウンドごとに獲得トリック数を予想して云々というゲーム。まあ、マストフォローのせいで予想だにしなかったカードを出すことになってガッカリするから予想が難しいだろうフフン、という狙い丸出しのゲームなのですけども。
なんというか、これじゃなくてもいいです。ウィザード風にラウンドごとの手札枚数が変化するのですが、最大でも手札5枚(でも見るのは上下で10枚分)にしかならないものだから、ラウンドはすぐ終了。あげく予想の根拠が乏しいものだから、基本、運まかせ。結局、運命に翻弄されることを楽しむタイプのゲームだったと。どうもトリックテイクには過大な期待を持ってしまう性分なので余計にゲンナリ。ウィザード系は好きなので、また遊ぶこともあるかもしれませんが、まあ言ってしまえば地雷(大)。
"「U.F.O.s」"
SalaGamesの昔のトリックテイク。1992。Alan.R.Moonだったから買ってみました。宇宙の4種族が覇権をかけて戦うという設定。毎ラウンド、競りとトリックの2段構え。手札を見て各々今回の切り札と獲得トリック数の大小(取る方がいいのか、取ってはいけないのか)を裏向きに提示して競る。相手が何を狙ってるかは超能力を使って(チップを1点あげて)覗き見たり。んで、競り勝った人は得点が倍(失点も倍)のボーナスをもらってトリックが開始。トリック中は各スートに存在するメタモルフォスと呼ばれる好きな色として使用できるカード(ほんとはもう少し複雑な条件有るけど)が、トリックを混乱させてくれます。
結論。オモシロ。和訳を作っている時はよくある内容だなあとゲンナリしていましたが、遊ぶと断然印象が良いです。競り中の覗き見の駆け引き、トリック獲得数の大小方向による立ち回りの妙。中でもメタモルフォスの使い方が非常に興味深い。5色目の存在だけど、テーブルに出すときはリードに勝手にマストフォローしたり、リードで出すと色を指定できたりと、かなりにやりたい放題。イカス。カウンティングが効くのでシビアにも遊べるし、適当に遊んでも面白い。これはイカスゲームを拾いましたよ。ただ、プレイ人数が少ないと配り切りのルールのせいで手札が異常に膨れてしまうので、まあ人数多いほうが良い感じ。オススメ。
長いものには巻かれろ的にタイトルは「UFO」に。と思ったけどやめましたよ。スゲー。