嗜好。もしくは勝ち負けの話。

ちょっとグダグダ話します。まとまりないです。でも、読んでもらえると嬉しいです。
近頃、以前にもまして、「軽く」ゲームを遊ぶのが好み。重たくなると、途端に気分がゲンナリします。
勘違いされるとアレなので、念のため注釈。ゲーム自体の重たさ軽さ、という問題ではなく「遊び方」とか「取り組み方」の話。
私のゲームに対する姿勢の話、とも言い換えられるかも。
ゲームなので、「勝てる」に越したことはないのですが、だからといって勝たなくてもいいです。最近とくにその傾向が顕著。システム構造を試すかのごとく、なんやかやと模索しながら遊ぶことが楽しかったりするもので。
もちろん、その思考の方向は「勝つ」に向いているのは大前提。敢えて「負ける」ようにとか、「どうでもいい」ように遊ぶことはありません。それはもう「無礼」の域ですからね。
最善手を探すことは悪いことだとは思いません。私も探します。しかし、それよりも先に、雰囲気を楽しむことを最大限考えて、ゲームに取り組みたいと思うのです。
上手く言えないですねえ。むずかしい。なんといいますか。


当ブログでは、普段よりシステム面でゲームのことを書き綴ることが少なくないので、「私=キツキツシビアなゲーマー」と思われているかもしれません。しかし、実際に遊ぶ段ではとてもテキトーで、勢いだけでその場をしのぐような、ぬるま湯に浸かったようなプレイをします。甘くて、考えなしで、ワーワー言うだけの。いや、考えてはいますけども。
違う言い方をすると「ゲーマーっぽい行動や思考している自分を楽しんでいる」感じ。
あくまで「っぽい」ってのいうのが重要。
だもんで、「勝ち負け」にしっかりと臨む方々から見れば、「すごく軽薄な感じでアレだなあ」と敬遠されるかもしれないくらいの衝動的なスタイル。
押し黙ってじっくり思考することもないです。無論、口にだして確認しながら考えることも。得点できる可能性を考えて、全て(逐一)計算してみて、その結果、最善の一手を選択して実行するということもないです。
ワーワーと慌てて、どうしようどうしようとか言いながら、その場でなんとなくこっちの方が良さそうだなあと思えるソレを選択して実行。終始こんな感じですから、「あー、失敗だった、これ」とか思うことも多々ありますし、逆にあとから「おお、これでよかったんだねえ」と思うことさえあります。
なんてテキトーな、という話ですが、こうした「あとから湧き上がる感覚」を楽しんでいたりもするのです。それに「ちゃんと考えた」としても同じコメントやら感想を漏らしますからね。きっと。だったら、サクサクするほうがいいんじゃないかと。


勝利に向かうための効率を追うほどに、よりそのゲーム自体のテーマやら雰囲気を楽しむという状況が失われていくような。勝利に真摯に向き合うほど、突き詰めるほどに。
わかりにくい喩えかもしれませんが、クルマで旅先(目的地)に向かう道程と同じではないかと思うのです。
アクセルを底まで踏んで速度を上げるほどに、視野が狭くなり前しか見えません。ヨソ見は危ないですからね。当然、目的地にはいち早く到着するはずです。でも目を三角にして必死に走るのは疲れるんじゃないかなと。スピードは快楽ですが、私はどうもそれを楽しめないようです。
どちらかというと。アクセルは浅く、法定速度くらいでチンタラと。同乗者との他愛ないオシャベリと、ちょっと周りの風景に目を遣るくらいの余裕と。時にはクルマを止めたっていいじゃないかと。寄り道したって、目的地には向かってるんです、全く問題なしですよ。普段気付かなかった空の青さも見えてきたり、何気ない町並みに風情を感じたりするかもしれません。


なんともまとまりないですが、まあ、そんな感じ。