2位は朝まで総選挙。

あれ、これで駒数って足りているの?という疑問からスタート。すぐに杞憂であったことに気付かされます。前半、後半で進行が変化したり、票決をとるメディアの介在云々。驚くほど短時間で収束するのに、この満足感。
作者の方は「エルグランデの簡易版」と称していましたが全くの別物。悪く言えば、いつかどこかで見かけたゲームシステムのごった煮みたいなゲームなのですが、作者のバランス感覚とワンアイデアにより、それらが上手くスッキリとまとまって、キレイに着地した感じ。なんとも言えないオモシロな妙味があります。
無駄な構造や要素を極力排した「軽快さ重視な仕上がり」がたまらなくステキです。
細かく見ていけば問題点&弱点も少なくないのかもしれません。が、このオモシロの前には野暮というモノ。
同人ゲーのため、現在流通はしていませんが、作者のさとーさん曰く「再販を考えてみます」とのことなので、個人的にはとても期待してます。ええ、かなり。