"「エキサゴ(EXAGO)」"

ロリット、ラミーキューブのGoliath社。先日2人プレイ時には恐るべきカツカツぶりを見せ付けてくれましたが、多人数ではどうかと思いエントリー。結果、カツカツ。4人では少なすぎたか。
ルールはシンプルな4目並べ。でも手駒は6枚。手持ちの駒を配置しきったら、既に配置している駒を別の場所に再配置。これの繰り返し。駒を再配置する際、集合から分断されて独立した小グループは取り除かれて手元に戻ってくるという、いつかどこかで聞いたシステム。自然、盤面はイゴイゴと懐かしのライフゲームのように変化していきます。まあ、なんといいますか、局面として他人の勝利を阻止する為の「仕事」的配置が続くなか、如何に間隙を突いて勝利するかがカギな模様。今回は誰も厳しい手を打てず泥仕合に。5、6人プレイくらいで仕事の押し付けあいをするような遊び方がオモシロそうです。まあ、「仕事」を知らない子供たちに、教育するという点ではこれ以上適したゲームもそうないことでしょう。また、同日プレイした「フォーラムロマナム」との類似性にも注目したいところ。テーマも異なり、正方形から6角形への発展や決算処理などの差こそあれ、要求される状況判断やら思考はかなり近いです。あれの要素を削ぎ落としてさらにアブストラクト感を高めたような味わい。問題は勝利条件が針の穴を通すような厳しさであることでしょうか。さらに多人数での再プレイ希望。