日記らしい日記。

そんなこんなで気分がアレなので、たまには日記らしい日記でも。


朝からやっぱりキーボードはアレな感じ。腹立たしいので、すべてを放置して出かけることに。
目的地は天王寺大阪市立美術館。「万国博覧会の美術」とやらの鑑賞が目的です。ところで、美術館までは天王寺公園を通り抜けするのですが、やたらとイカス刈り込みが目に付きました。すぐそばにある動物園を意識したモノがほとんどなのですが、サーフィンしている豚?やら、飛び跳ねる熊?やら、うずくまるウズラ?など独特の感性に満ちたダイナミックなモチーフに愕然としました。いい弾けっぷりに気分も高揚。他にも何故かポツンとカバの彫像が置かれていたり、鉄製オブジェクトがウジャウジャあったりと、溢れんばかりの無計画さに思わず頬も緩みます。


美術展では日本の職人魂を見せ付けられましたね。中でも鈴木長吉作の「12羽の鷹」の威風堂々とした佇まいには度肝を抜かれました。リアルを突き詰めたつくり、丁寧な仕事がたまりません。いやあ、名工ですねえ。その他、蒔絵、七宝の美しさにも溜め息。精緻な細工に惚れ惚れします。匠、バンザイ。この美術館、建物はかなりアレで、入った時は少々ゲンナリさせられたのですが、ナカナカ良いものをみせるじゃないですか。・・・・内装を改善すればもっといい感じになるのになあ。そこだけが、ちょっと心残り。


昼食はせっかく天王寺にいるので、「グリルマルヨシ」に行くことに。
何を食べようか散々悩んで、結局、定番のロールキャベツに決めました。ソフトボール大のブツがドカンと皿の真中に鎮座。ソースはデミとカレーの2種類が半分ずつのハーフ&ハーフ(?)。「お肉とキャベツとソースが口の中で絶妙のハーモニー」です。
うまい、やっぱり美味い。やるじゃないか、マルヨシ。
残念だったのは空腹具合にかまけてライスを選択したこと。パンにしておけば、ソースが最後まで味わえたのに、とかなり後悔。んー、また次回。


さらに、せっかくなので「いわきPuff」へ。
そこで、店員さんにゲームについての質問をしている、子供(3歳くらい)を連れた若いお母さん発見。興味深いので聞き耳を立ててみる。どうやら一緒に遊びたいというより、子供が賢くなりますようにと、ゲームを通じて楽しくアタマを使わせたい模様。「これは、まだこの子には早いですか」などと真剣な面持ち。「ソロ」はたしかにまだ無理でしょう、きっと。色々と店員さんに聞いて、試しにゲームをさせてみては、子供の反応を伺っている。すごいなあ、この人。ちょっと感心した。しかし、「何事もほどほどに・・・」と子供のために祈る私。
余談ですが、そのお母さんが子供に言った「家にたくさんゲームあるから・・・・」という発言にも即座に反応。おお、この方なら、さぞかし大量のゲームをご所有であろう、一度見せていただきたいものだ、と思いましたが、よくよく考えてみれば相手は教育ママで、こちらはゲーマーかつコレクター。「たくさん」の基準が全く異なることに気付き、反省。すかさず自戒。
ひとしきり話を聞きながらも着実に店内のゲームを物色する私。ゲーマーの本領発揮といったところですね、ゲンナリ。しかし、ここでまさかの「ぶらぶらモンキー」を発見!ずっと探していて、半ば諦めかけていただけに感激。即、手に取り、何者にも奪われないようにして物色続行。これだから、マニアは困りますね、大人げない。で、結局他にめぼしいものはなく、「ぶらぶらモンキー」のみ購入。全くもって、収穫でした。


帰ろうかなあとも思いましたが、なんか甘いものが食べたいなあということで百貨店へ寄り道。ペーパームーンミルフィーユとかぼちゃのモンブランを購入、持ち帰り。他に比べてサイズが大きいとは言え、1カット630円(税込)は高いですね、これ。・・・・・と思いきや。さきほど頂いたところ、これが激ウマ。しっかりとした甘さ、でもベタベタしないアッサリ感で、パクパクと美味しくいただきました。ミルフィーユを考えだしちゃった偉大な先達に大感謝。うん、630円(税込)。断然アリですよ、これ。


・・・・・そしてキーボードが使えないことを思い出してゲンナリな現在。
ゲナー。