"「ポンペイ(Der Untergang von Pompeji)」"

違和感が払拭できないまま、ゲシェンクのテンションで突入。ゲーム序盤は「Enjaー!」だの「Omen!」だの、勢いだけでプレイ。勢いがあればなんとかなるもので、意外にオモシロな印象で進行。これは杞憂でしたねとも思った、そんな前半戦。ちなみにこのゲーム、前半戦後半戦の2段構えなのですが、予想通り終盤に向かうにつれてトーンダウン。そして最後にはゲンナリ。むむむ。個人評価としてはイメージよりも評価高め。ソツなくまとまったシンプルなシステムにしても、パズルライクな移動とめくりのランダム性とが中和しあう易しさ&遊びやすさがあってナカナカなのですが、それよりなによりテーマがちょっと重め。やはり溶岩で人が「じゅっ」ってなるのはどうかと。前半戦の入植(?)でコマ=人の認識が確立しているだけに、後半戦の命のやり取りがどうにも馴染めない感じ。直接攻撃系なのでそれを気にしている場合でもないのですが、やはり気になります。大体、私は叩き合いが苦手なのです。面白いor面白くないで言うと、たぶん「面白い」のですが、感情的にはそうも言い切れない、そんな秋の夜長。