見かけたオモシロ、アレコレ。

先日、心斎橋近辺まで出かけたので、習慣で立ち寄ってみた心斎橋ハンズ。
あー、落ち着く。フロアわけもハッキリしてて見やすいし、品揃えも多いから神戸ハンズより好き。
なんかもうココ来るといつも何かしらを買ってしまってアレだなあ、と早くも色々とゲットしながら反省しつつ地階へ。
地階は玩具っていうか、パーティグッズっていうか、そりゃもうキリが無いオモシロさがあるフロアなんですけどね。「うわ、スゴい!」だの「これ、キモい!」だのワーワー言いながら見てまわって実に楽しい。
一見してオモシロなブツを紹介してもアレなので、今日は「微妙にクダラナイけど衝撃を受けたもの」をチョイスして紹介してみることに。欲しくなった人は今すぐ店舗へゴー。




まずはこれから。
クルマのパーツを身の回りの文具だのなんだのにして使おうというコンセプトの商品群から発見。




幸せを運びます


サスペンションペン!?
なんだこの言いにくさはっ・・・・!!
っていうか、もはや言いにくさを通り越して心地よささえも。
騙されたと思ってちょっと試しに口に出してみてください。
サスペンションペン。
なんですかね、このイカしたマジックワードは。
こう、口の中で音が跳ねるような楽しさがありませんか。
繰り返すほどに自分の中で何かが高まってくるはずです。
さあ、今すぐ街へ飛び出そう! (暴挙)
サスペンションペンと口ずさみながら! (即座に通報)
そして近しい誰かにこの衝撃を伝えよう! (その前に職務質問
にしても握るたびに手に跡が残りそうなボディには唖然。
「サスペンションを、まさかのペンにしてやったぞ!」
という気概が感じられるフォルムです。そんな発案者に畏敬の念。


一頻り楽しんだ後は、礼儀として軽くツッコミを入れておきましょう。
「いや、サスペンションペンてっ!」
もっとコテコテに。
「ンいや、サスペンションペンてーっ!」



次。



一昔前に子供たちを魅了したスパイグッズ。その延長として生まれたのか、「普段はこれ、非常時にはこんなものに!」というシリーズ。指輪にカギ爪が付いてて壁登るときに便利とか、滑車がついててロープでの脱出時に便利とか。
で、本題はそんなよくわからんジョークグッズじゃなくて、
隣に置かれていたこれ。
その名も、




コレジャナーイ!


コレジャナイロボ
なんてこったなデザインですが、これは教育的意図があってのものだとか。子供のプレゼントとしてコレを渡し、「これじゃないやーい!」と泣かすのが目的らしいです。故藤子F先生が描いたワンシーンみたいですが。
プレゼントだからといって、何の苦労もなく欲しい物が手に入るなんてことはないんだ、そんな甘い人間にはなるなという子どもたちへの警鐘。確実にトラウマを残すため、このようなデザインに辿り着いたとのこと。
たしかに一目でわかるコレジャナイ感。
何ら変形しそうもなく、何の役にも立たない無骨すぎるデザイン。
よく見ると、黒いヤツの左手先に繋がっていたであろう「鉄球的なブツ」がごろりと落ちていてションボリ。これが意図したディスプレイだったとしたら、すごい効果が得られてますねえ。
いずれのマシンも胸に何か付いているのは何故でしょうか。男性的なデザインに女性的なアレを付与してガッカリ感をアップさせる狙いだったりするんでしょうか。深遠なる意図、その企画力には脱帽ですよ。
で。
後で知ったんですが、これ、話題になってるらしいですね。
まんまと罠にハマってしまいましたよ。ええ。ゲンナリ



最後。



仮装グッズはもちろんパーティグッズの華。
メイドやHGや小力といった時流を反映したコスチュームが並ぶなか、もちろんのように頭からズッポリかぶる系のマスクなんかもあります。定番の馬とか、ゴジラとか、新庄とか(?)。
なにかしらのムーブメントを作らなければ商品すら作られず、ここに並ぶこともできません。
そう考えると、案外こういうのは人気のバロメータと言えるのではないかと。
ああ、ほら、演歌の人気者キヨシもいますよ。「ぼっちゃん」という名前で売られていますね。





え!?



え!?



まさか、
本当に、
彼なのかっ・・・!!


松尾貴史っぽいの出たー!!
こりゃキッチュですよキッチュ。(古い)
まさかこんなところで松尾貴史に出くわすとは。
一体どんなムーブメントを作ったんでしょうか。
懐かしいなあ、キッチュ。深夜帯ではこれでもかというオモシロを提供してくれてたんですけどねえ。
で、商品名をよく見ると
「貴公子マスク」
まさか、これ、ヨンなペの人ですヵ?
たしかに落ち着いてみると韓国のあの人です。
にしても似ている。
メガネといい、張り付いたような笑顔の浮かべ方といい。
気付いてしまった意外な接点。
点と線が繋がって、事件の全貌が明らかに!! (なりません)
そして一気に解決の方向へ! (行きません)



が。



事件はそれだけでは終わらなかったのです。
危うく見逃してしまうところだった、さらなる衝撃の事実。





さらば貴公子・・・・。


貴公子よりもぼっちゃんの方が高いっ・・・・!!
まさかの価格差300円。
日本市場における冷酷なる格付け。
浮かび上がった「ぼっちゃん>貴公子」の図式。
嗚呼、もはや過去の人だったんですね。
そんなキッチュに幸あれ・・・・。(違う)



敬礼。



とまあ、そんなクダラナイことを考えながらウロウロとしてたわけですが。
とりあえず、商品入れ替えのために値下げされてた「ローリングボール」っていう玩具を買いましたよ。
ラストプライス980円。安っ!
これの話はまた明日。
では!