関節の限界を超えろ!

”「ハンズアップ(First hand)」”

やることはすごく簡単、なのに難しい。(どっちだ)
山札からめくられるカードに対して何らかのリアクションをとっていく高速リアクションゲーです。
特徴は「手」。
箱絵見ると大体内容がわかるのが世の常。



ぐちゃら。


これから読み取りますに、向かい合って、手をグチャラーっとする。
なるほど。
大体真実に近づけたと思います。
といったところで説明。



使うカードはこんな感じ。違いをみるため4枚いっぺんに。


手がたくさん


各カード色違いで4つ描かれてますが、内容は一緒。
これをそのまま真似します。
上からみて、自分の手がこれと同じようになってればOK。
1枚めくって、ポーズして。
で、一番遅かった人が罰としてカードを引き取らされると。「遅い」のジャッジが難しかったら、さらに何度でも最遅が決まるまで。何度もやったら、その分まとめて引き取らされますが。



また、中にはこんなカードもありまして。



手がたくさん


よく見てください。
交差もしてないのに、右手と左手が逆っ・・・・!!
こんなことは「俺は人間をやめるぞーー!!」とかしない限りはムリなので、そういった場合には「こんなのできませんポーズ」を実施します。これも遅かったり間違ったりしたら普通のカード同様の処理。
それを繰り返して云々っていう、簡単ゲー。



ルール上でレフリーを規定しているのがいいですねえ。この手のハイスピードゲーはジャッジが曖昧になるのが常ですが、レフリーがいるおかげで、例え「俺が法だ!」なワンマンジャジであっても決着がつきますからね。これは偉大。
しかもレフリーは持ち回りだから一人で「ゲームに参加できないのかよ・・・」とションボリすることもないし。「毎回、カードを引き取った人がレフリーになる」という明快さで以って、公平さを欠くようなこともなく。レフリー側に回って、皆の必死なポージングを眺めるのもわりかし楽しいもんですよ。


それこそ自由に動かせると信じていた「手」が、まるで自分の意思とは異なる動きをするオモシロ。「手」の裏切りに注意したいアクションゲーです。
混乱を堪能。