スライドさせたかったんだ。(独白)

”「スライド5(SLIDE5)」”

なんとなく見つけてしまった二人用の古いアブストラクト。
よくわかりませんが、コンポーネントに「負けた」ゲームです。
結構オモシロ。



まずは箱、といいたいところですが、
これまたいつもの「箱を見せると終わる系」なので後ほど。




ということで最初はボード(?)から。




黒い何か


ドデーン。
これがゲームの舞台となるボードです。
足付き台によって自立する黒のスクエア。(カタカナ使用でカッコよさアピール)
軽く傾斜してます。あまり意味はないですが。


意味がないッ・・・・!!


そんな黒のボードには透明プラな覆い。
間には何かが入りそうなスリット&溝。


何かが入るッ・・・・・!!


で、各プレイヤーは微妙な色の駒を受け取ります。(蛍光緑か蛍光ピンク)
これを使って、ぶっちゃけ「五目並べ」をします。


五目並べッ・・・・・!!




もういいですね、こういうのはね。
ちうことで序盤。




こんな風に駒。


こんな風に駒がボードの中に。
投入口は右上と左上の辺に。各辺に五つずつあります。
駒は入れるすぐにカチッと止まるような仕掛け。別のコマで後押しすることで奥へ奥へと進んでいきます。
だもんでちょっと浮いてるような風情に。
五目を先に並べたら勝ち。簡単。



が、ゲームはこれだけではなかった!!
遂に本性をあらわした本作!!
さらなる仕掛けがプレイヤーを襲う!!



それが、タイトルにもなっている通称「スライド5!」というアクション。
こんな感じです。




スライド5!


動画でないのでとても地味な見栄え。
各列には5個までしか駒が並べない構造になってまして。
それを超えるように6個目の駒を押し込むと、端の一個が周囲のガイド溝に沿って転がり落ち、ボード下の台から出てきてしまうのですよ!
そして、このアクションを行う際にはもちろん要掛け声というルール。


「スライド5!」
「スライド5!」


ちょっとイイと思いませんか、これ。
ま、それだけなんですが。


とはいえわりに遊べます。
限られた方向からしか入れられない駒とか。
押し出してスライドさせて云々というのが不自由な感じでオモシロです。




ちうことで最後に外箱。


外箱



流れが丸出し。
その程度のゲームだ、とか言わない方向。



あ、そうそう。
ゲーム終わった後の片付けですが。
「中に残ったコマをどうすれば」、みたいな不安を抱かれた方もいらっしゃったのでは。
つか、いることを祈りたい次第。
透明プラの覆いがガボッと取れるようになってまして。一個ずつスリットに棒やらなんやらを突っ込む必要はないわけですよ。良かった。安心。これで眠れますな。
とまあ、参考まで。


そんな感じ。