長文飽きたので。

そしてなんだか、画像を使いたい気分だったので、
今日の所感は画像あり。
っていうか、そうでないとこの衝撃は伝わらない。
いや、衝撃ってこともないかな?
まあこの際どっちでもいいです。
イェイイェイ。


そういや今日はゲームをするみたいですし(他人事。
イエーイ。

透けて見えるぜ、あんたの手札っ・・・・!!

”「ジギティ(Cranium Zigity)」”

透明カードがお洒落なカドゲ。そう、あいつの名はジギティ。ほのかに知育系の香りがするニクイヤツです。「ウノ系」と一括りには出来ないまさかの要素がてんこ盛り。こりゃもう、盛り沢山キングですね(ゴロが悪い)。盛り沢山キング(繰返さない)。 
折角なので、こちらも負けじと無駄に大量画像でお送りします。


さて。


こういう箱に入ってます。(ここからか)


箱外観


これ撮るために再度ゲームを封入しましたからね。地味作業炸裂。
微妙にカードがズレていて泣けます。
夜中に一体何をしてるんでしょうか。



で、中身を取り出すと(再度)
こんな感じです。




缶詰めです。


カードin缶。
っていうか、さっきの箱は不要。
今まさに捨てました。
写真撮るために残していただけですし。
最初から缶で販売すりゃいいと思うんですが口には出しません。
あくまで思うだけ。(ネット上で)
いやあ、さすがアメリカですなあ。豪気です。
と持ち上げてみるそぶり。




つづいて、カードの背面から。



透けてますよ・・・。


内容までは見えません。当たり前ですか。
ついでに透明ぶりもアピール。
決してこういう模様というわけではないです。
いや、まあ、それはそれでスゴイんですが。



では表向きにして・・・と。



カード並べてみる。


こんな感じ。いろんなカードありますね。色とりどり。
全部意味合いが違います。言ってしまえば全部特殊カード。
大胆にもほどがありますよ。



ああ、そうそう。
最初の最初のほうで「ウノ系」という言葉を漏らしただけあって、
そういうカードもあります。



ウノ的カードたち。


左からスキップ、ドロー、リバース。
ゲーム本来の呼び名で紹介してあげる優しさはありません。
いいんですよ、他のカードが全部独特すぎるくらいに独特ですから。
普通っぽく見えて実は・・・・がテーマ。(憶測)



手札はこうなる。


手札として持つとこんな感じ。
重なりあう他のカードが透けて見えます。
これ、重要。
「特殊」的にも「プレイアビリティ」的にも。




ゲーム自体は。
場にカードを出していって、全部出し切ったら勝ち。
別に、ラスト一枚になったからって、
「ウノ!」だの「ジギティ!」だの、
ましてや「ラスイチ!」なんてことも言いません。
だって、一枚ずつ出すわけでもないですし。
お、出た。
伏線ですよこれ。
なんてわかりやすい。



やることはまあ、「ウノ」。
でも、
ウノ系でいうところの、
「場と『色』か『数字』が同じカードを出す」
っていうのが、
「場で一番上になってるカードの指示に従って出す」
に、なってるのが本作の特徴。




猫、か?


例えばこの青いカード。名をクリエイティブキャット君といいます。
はじめまして。(挨拶)
左下を見ると謎のマークがありますが。
彼が場に居たら、
このマークをこんな風にしないといけません。





三体合体!

新たな生命の誕生・・・・。
っていうか、こう出来るカードがなかったら出しちゃダメ。
まあ、要するに。
「場にあるマークの不足部分を補え」
っていう指示カードなんですねえ。
透明ぶりを活かしたアイデアが早くも炸裂しましたよ。
でも、これくらいしかないというのは秘密。



んじゃま、この調子で他のヤツも。
日本語マニュアルですからね、これ。
しかも画像入り。




ヒトデっぽいですが。


次、これ。
スターパフォーマー君です。
ヒトデっぽいニヤリ系。


コイツが場に居たら、見るのは右下。
楽器のマークありますよね。
まあ、楽器には幾つか種類がありまして。
もちろんコレを踏まえた指示があるわけで。


それが、
楽器のジェスチャーをしながら出す
とか
音楽に合わせて踊りながら出す
とか
そういうアクション系ではないのが若干残念ですが。


で、何すればいいかっていうと、


「同じ楽器マークのカードを出していいよ、何枚でも」
って指示カードです。
つまり、こういうこと。






ズラリと。
これでも喰らえっ・・・・!!


っていうか、出し過ぎですからね。
大体、手札がこれだけあるなんて・・・、
いや、イジメを受けてドローばかりしてたら話は別ですか。
もしくは豪運。
初期手札が他人は7枚なのに、
自分だけ12枚あるとか。(それもイジメ)。
引いても引いても同じカードだ!と思ったら、
山札全部同じカードだったりとか。(それはマジック)



次いきましょう、次。




ロボ的? 宇宙的?


この赤いカード。データヘッド君っていいます。
見るのは右上。
白抜きの数字が書いてますよね。
この数字がキモなんですが。


ヒント。少なくともカラダを使うことではありません。
あ、でも指使って計算する人もいるかも。
って、ウッカリ答えがポロリしちゃいましたが。
ポロリってどうなのさ、って感じですが。


とにかく、
「場と合計して11になるように出す」
というのが正解。
こんな風に。



仕込が大切。


上も11なら、下も11。
何枚使って11にしてもいいです。
ただ、アガリ直前に場に出てくると、
とても厳しいカードなんですけどね。
大きい数字がないもので。(カード構成上)
たいしたオチもないもので。(ネタ構成上)



次いきます。




ニョロリさん。


指示カードしては最後の一種となる、黄色のカード。
ワードワーム君です。


使うのは左上のアルファベット。
もうわかっちゃいましたかねー。
そうそう。
これを使って、
「あいうえお作文」。


「Nー。何リットルもー」
「Hー。鼻血が出てー」
「Kー。困るー」


もういいですね。
しかもオモシロくないし。
・・・・・。
「投げ縄で・変質者を・懲らしめる」
の方がよかったですかねえ?
いや、そういうことでもなく。



正しくは、
「これで言葉を綴って出す」
って指示なんですけどね。
あんまりさっきと変わりませんか。
でも本当です。
つまりはこういうこと。






ザ・テレビジョン

「THE TELEVISION」
いわゆるレモンのアレですね。
今や懐かしい、あの音楽まで聞こえてきそうですが。
まあ、いいと思います。
なにより生粋の英単語ですし(?)。



他にはこういうのも。







キツネうどん。

「KITUNE UDON」
これは英単語ではないですが。
「言葉」なら何でも正解っていうローカルルールにしておけばOK。
そういえば、とりたててルールにも明記されていなかったような気が。
まあオモシロけりゃどっちでもいいです。



でもこういうのとかはダメ。






小泉劇場。


「KOIZUMI GEKIJOU」
これは流行語ではないので間違い。(痛烈な風刺)
っていうか、これを選択したこと自体が間違い。(さらに痛烈)
気持ち的にも正解にしたくないという罠。
しかも良く見たら「K」が「X」になってるし。
慌てすぎ。



あと、ジャッジが難しいので言えば、こういうのとか。







告白。

「I LOVE YOU」
場違いなので間違い。
告白はヨソでやってくれという罠。
TPOをわきまえるべきです。
でもそんな二人の出会いがボドゲキッカケなら正解。
気の利いた優しさが今のゲーマーに求められています。
いい話だなあ。



あと、「フリーカード」っていう
字面そのまんまな用法のカードがあるんですが、
とはいっても完全万能ってわけでもなくて、
一部代用というか、欠けたパーツを補うというか、
そういう使い方をするんですが。
画像で説明するほどでもないので略。




とまあ、そんなカドゲなんですけどね。
四方のマークを使うからこその透明というか、
透明だからこそできるアイデアもあったりするというか。(一つだけ)
どっちが後先かはわかりませんが、
見栄えもするし、いいのではないかと。
必死になって遊ぶというよりも、
ラウンドを繰り返してダラダラと遊ぶ感じのオモシロです。
ふとした時に舞い降りてくる幸運を楽しむというか。
「うぉー、PANASONICでアガリだー!」
とかね。
夢物語のようですが。


いや、
あえてカードを引きまくって(補充は任意)、
「GREAT GIDAYU」待ちとか(古い)
してみてもオモシロかも。
そういうゲームなのかも。
間違ってるかも。



地道に一枚ずつ出していくと
警戒されるやら、邪魔されるやらで
逆にアガリが難しいです。
とにかくこっそり仕込んで
「あらあら、すみませんねえ」
とばかりにサラリとアガってしまう、
そんな腹黒さが望まれるカドゲではないかと。
イカス。